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5/31 ADVANCE EARTH 放送後記

未来のために、今できることをテーマにお届けする「ADVANCE EARTH」。
今日は、「ホテルで使われる水」に注目したフランスの建築デザインチーム
ciguëの取り組みをご紹介しました。

Ciguëは、パリで開催された展覧会で、
あるユニークなモデルルームを発表しました。
「明日への部屋」と名付けられたこの部屋は、
壁や天井が取り払われて、配管がむき出しになっているだけでなく、
水の通り道がすべてスケルトンになっていて、
その行方が目で見て分かるのです。

使う水源は、雨水。
部屋の上には雨水を貯める2槽の大きなタンクがあり、
1つは貯水のため、もう1つは植物を使った浄化システムと
活性炭フィルターで飲料水を作ります。

蛇口の上の小さな水タンクもスケルトンなので、
どれぐらいの水を消費しているのか、よくわかります。
さらにトイレも透明になっていて、
排泄物が、肥料やバイオマスに変換される仕組みを理解できるのです。

これらの工夫により、このモデルルームは
一般的なホテルに比べると、70%の水を節約できるのだとか。

給水や排水の仕組みは、普段、天井や壁の向こうに隠されていて、
目に触れることはありません。
これらを見える化することで、
私たちの生活を見直すきっかけにするのが、シグーの狙いです。

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【今日の写真】

少し前にアップした、パーキングエリアで見つけたベビーケアルーム↓



授乳やおむつ替えの出来る小さなお部屋ですが、
トップの写真は、ドアを開けて撮影したもの。
このくらいの広さがあれば、十分ですよね。
小さくとも、こんなスペースがあるのとないのでは
お母さんや赤ちゃんの安心感が違う気がします。素敵。

ではまた来週!

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