都心部に人口が集中する都市化。
この傾向は、世界中で進んでいて、
今や人口の半分が都市に住んでいるといいます。
それに伴い、自動車の往来も急増し、
排気ガスによる大気汚染が蔓延したスペインのバルセロナは、
自動車乗り入れに関する規制を積極的に進めてきました。
そんな中、物理的に自動車を減らす施策として導入されたのが、
「T-verda」カードの配布です。
これは、車を手放した人に付与される交通カードで、
携帯していれば、なんと3年間無料で公共交通機関に乗れるのです。
バルセロナ周辺の36市町村に住む人が対象で、
6ヶ月以内に自家用車を手放していることを証明する書類を提出すれば
取得できます。
市内の公共交通機関は、メトロやバス、
路面電車などのネットワークが充実していて、
しかも深夜まで運行しているため、車がなくても移動に困りません。
導入から4年間で、12,000枚以上のT-verdaカードが配布され、
その結果、首都圏全体で
10,613台の車と1,735台のオートバイを減らすことができました。
行政と市民が協力して、環境に配慮したまちづくりに取り組む、
モデルケースになることを期待したいですね。
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【今日の一枚】
今井ちひろです。
以前番組でお話ししました、仕事で頂いたロケ弁です。
代替肉を使ったおかずが入っている山菜弁当。
お弁当開けたら写真撮ろうと思ったのに、
すっかり忘れて全部食べちゃいました。笑
スミマセン。。。
美味しかったな〜♪
それではまた来週〜(^^)/