この数年、在宅勤務やフレックス勤務など、
いろいろな働き方が広まってきましたね。
働き方を改革する目的のひとつに、
長時間労働の解消がありますが、
実は今、気候変動を食い止める行動としても注目されています。
週休3日を推奨するイギリスの団体「4 Day Week Campaign」と
環境保護団体「Platform London」の調査報告によれば、
イギリスが週休3日の、週4日労働にした場合、
二酸化炭素の排出量が20%以上減るというのです。
首都ロンドンでは、通勤者の3分の1以上が自動車を利用しているので
出勤日が1日減ると、削減できるCO2排出量はかなりのもの。
また、スウェーデンのチャルマース工科大学の研究チームは、
先進国が労働時間を10%短縮すれば、
14%のCO2排出削減を達成できるという研究結果を発表しました。
これは、オフィスの照明や空調、
パソコンなどの電源を切ることで、
電力消費を抑えられるからだといいます。
これからはしっかり休みの日をとることが、
人にも環境にも優しい選択として、
働き方の主流になるかもしれません。
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【今日の1枚】
久しぶりに海に行ってきました。
人もほとんどいなくて、
特に何をするでもなく、時間を忘れて
ボーっと眺めていると
なんだかとても穏やかな気持ちに。
こんな気分は、いつ以来だろう~?
秋の海は、味わいも深くなりますね~。
では、また来週!