世界的な物価高や、燃料費の高騰が、
生活にじわじわと影響していることを感じる、この頃。
こうした状況を受け、ドイツのベルリンでは、
10月から12月までの3ヶ月間、
公共交通機関が乗り放題になるチケットを販売しました。
月額にして29ユーロ、日本円でおよそ4,100円のこのチケットは、
主要な観光スポットが集まるベルリン市内を走る、
バスや路面電車、近郊列車の特定エリアなら、どこでも利用ができます。
実はこれ、６月から８月の夏休み期間に
ドイツ政府が発行した、国内の公共交通機関が乗り放題になるチケットが
とても好評だったことがきっかけ。
これにより、国内の電車やバスの利用者は、
2019年と比較して、42%も増えたそうです。
そこで今回、ベルリン市が独自に展開を始めたところ、
9月末の時点で、すでに3万枚が売れたのだとか！
自動車によるエネルギー消費を抑えて、
CO2の排出量も削減へも繋がる乗り放題チケット、
やがて各国に広まるかもしれませんね。
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