2024.09.07 ON AIR
今週のカーモビは、今回で９回目を迎える熊本市復興ドライブナビ！パート２は、
熊本市内、水前寺エリアをナビします！！
熊本市経済観光局観光政策課 中山亮介さんにアレンジ、ご案内をして頂きました！
水前寺は、成趣園や江津湖など豊富な湧水の景勝とともに、水を大切に生かし、水の恵みに感謝し
守り継ぐ、水への思いが凝縮した独自の文化が生き続けている！
まず最初にご案内していただいた場所は？？
出水神社の参道に今年の春、リニューアルオープンした・・・
水前寺肥後細川文化発信の拠点「湧水亭」のご担当、
熊本国際観光コンベンション協会事業推進課 宮本 幸さんにナビして頂きました！
今から400年前、肥後細川家の初代熊本藩主となった忠利公は、
美しい清水が豊かに湧き出るこの地が気に入り、御茶屋と「水前寺」を建て、心のよりどころに！
そして３代藩主綱利公が、以前ナビした庭園「成趣園」をつくり、肥後細川家の歴史と文化、産業が
蓄積されてきました・・・
そしてこの湧水亭には、熊本に伝わる茶道の流派「肥後古流」の茶道具、
1,000年以上の歴史を持つ「武田流騎射流鏑馬」の弓矢や鞍（くら）、
熊本が誇る縮景芸術「細川流盆石」の作品など滅多にお目にかかれない品々が展示！
そして注目は、お庭の印「ご庭印」を作り、来園の記念として発売中！
その他、お土産に「水前寺菜」や様々な商品も販売されている！
奥には、カフェもあって休憩処としてお勧め！熊本の水が無料で提供！
また２Ｆでは、細川流盆石体験も！
アクセスなど詳しくは、水前寺肥後細川文化発信の拠点「湧水亭」ＨＰ
続いては、水前寺から車で１０分ほど、横井小楠記念館と四時軒へ移動！
熊本市文化財課 松永直輝さんにナビして頂きました！
幕末維新の開明思想家として知られる横井小楠（よこいしょうなん）の旧居と記念館が併設
安政２年（1855）に沼山津に移り住んだ小楠は、家塾「四時軒」を開き、多くの門弟を養成しました。
坂本龍馬や「五か条の御誓文」を起草した由利公正、「教育勅語」の起草に尽力した元田永孚、
「大日本帝国憲法」の草案をつくった井上毅らもこの「四時軒」を訪れている！
旧居は、熊本地震で倒壊してしまい、部材を生かして復元されたばかり！
記念館は無事で、見学の際は、記念館から四時軒へそのまま移動できる！
また横井小楠は福井県と縁が深く、今年、姉妹都市３０周年記念！一部資料を貸し出していた！
そして小楠は個性豊か？？酒での様々なエピソードが残っている・・・
小楠がこの地を選んだのは、縁側から望む風景（山、川等の事前）がお気に入りだったそう！
明治２年京都で暗殺！享年61歳でした。
漱石も学生時代、ボートを楽しんだと言う江津湖！
湖水面積は約50ha、1日の湧水量は約40万トン以上！「地下都市くまもと」を象徴する湖！
希少な水辺植物が自生、多くの野鳥が往来する自然の中で、四季折々の景観や水遊びが楽しめる！
熊本市民のオアシスが、この江津湖！ぜひ熊本旅行の際は必見の場所のひとつ・・・
中山さんに江津湖で閉めて頂きました！
＜ 写 真 ＞
CARLIFE&MOBILITY
＜ 取材協力 ＞
湧水亭、横井小楠記念館、熊本市経済観光局観光政策課
オープニング情報：9月に入り、まだまだ台風やゲリラ豪雨の動向に注意！運転を一時中断して避難も
考え、アンダーパスや冠水路は回避を！！
エンディング情報：来週末は、WEC第7戦富士6時間レースが開催！地元トヨタ勢の活躍に期待！