2020.04.18 ON AIR
今週のカーモビは、春のドライブナビ第2弾!パート2、
先週に引続き、岩槻周辺をドライブしました!
岩槻郷土資料館を訪ね、学芸員の小倉 均さんにナビして頂きました!
残念ながら現在は、新型コロナウイルス拡大の影響で休館中です!
1930年(昭和5年)に建てられた、当時としては斬新のコンクリート建築で、
東日本大震災の時もびくともしなかったという!
そしてこの建物は、「岩槻警察署」として1976年まで使用されていた!
1982年から「岩槻郷土資料館」として開館され、現在は国の有形文化財に登録されている!
そして建物の前の通りは、「日光御成街道」と呼ばれ、将軍が江戸から日光へ行き際の
専用道路となっていた!
江戸から1泊目がこの岩槻!2泊目古賀、3泊目宇都宮、そして4日目に日光に到着!
そして正面玄関から入るとすぐに1階の展示物は、岩槻の発展の中心だった「岩槻城と城下町」について、
図地や模型などが展示されていてその歴史などが説明されている!
先の将軍が日光へ行く際の1日目の宿泊が岩槻城だった!
岩槻城は、川越城などと同じ作りで「天守閣」はなく平地に城だった!そして8代続いた城主の中で、
最後、明治維新まで100年以上続いたのが「大岡家」だったことなども記されている!
元警察署とあって窓には鉄格子があってその面影は残っている!
また丈夫な造りだけではなく、随所にモダンな細工が施されているのも観察のポイント!
その他の部屋には、岩槻地域の農村、城下町の生活の様子、使用された道具などの民俗資料、
国の史跡に指定された真福寺貝塚や、岩槻地域で出土した土器、石器などの考古資料などが展示されている!
2009年に前の道路の拡幅工事の為、一部掲示板がはみ出してしまうため、
建物と切り離して現在は駐車場に移転!
岩槻郷土資料館HP:https://www.city.saitama.jp/004/005/004/005/009/p009074.html
< 写 真 >
CARLIFE&MOBILITY
< 取材協力 >
岩槻郷土資料館