2022.09.10 ON AIR
今週のカーモビは、熊本復興ドライブナビ第7弾!パート2
国道3号線を南下、歴史と伝統が感じる街並み、川尻(かわしり)エリアをナビします!
熊本市経済観光局観光交流部観光政策課 中村さんに、川尻エリアをナビして頂きました!
川尻と言うだけあって、緑川、加勢川を中心に街中には細い水路も通っている!
こちらは国指定史跡「御船手渡し場跡」、こちらから荷揚げをして物資が流通していった!
以下、川尻エリアの拠点を案内していただきました!
川尻は、鎌倉幕府時代から始まり、加藤清正の治水事業に合わせ港町として発展!
江戸時代は、奉行所が置かれ水系の政治・経済の中心として栄えた!
まずは、「くまもと工芸会館」から!副館長の塩貝直子さんにナビして頂きました。
伝統工芸普及のため工芸逸品の展示販売と各種工芸教室を実施している!
取材日の体験コーナーは、革工芸と肥後まり教室が開催中でした!
川尻刃物は有名ですが、現在は職人が減少!
会館内に鍛冶工房を設置して人材育成と共に実際に包丁研ぎなど市民の要望に応えている!
室町時代が起源とされ、地金に良質の綱を挟み込む「割込み鍛造」という方法で、
切れ味、耐久性や美しさも備え、現在に受け継げられている!
1階クラフトショップや実演工房、2階創作工房、3階料理工房、会議室等となっている
ショップでは、肥後象がんや肥後まり、おばけの金太、陶芸品等々販売、お土産に!
元は記者で「ふるさと歴史。川尻」の編集され、現在はくまもと工芸会館館長 宅野雄二朗さんからも
川尻の歴史や震災復興などについて説明して頂きました!
毎週月曜日が休館/9:00~17:00(クラフトショップ)、入場料無料
続いては・・・
食、文化、歴史が香る情緒豊かな「川尻」の情報をまとめたアンテナショップ、川尻商店「粋」
一般社団法人 川尻まちづくり 代表理事 栗原 剛さんにナビして頂きました!
1階のショップ&カフェ、2階は宿泊とコミュニティースペースに分かれる!
川尻エリアは、米どころ!野菜や果実も多く収穫され加工品も含め、粋に持ち込まれる!
川尻、散策の休憩場所にも最適!
2階の宿泊施設「川尻 泊」、畳敷きながらベットのように段差を付けて
外国人にもうれしい?スタイル!最大8~10名のグループで利用可能!
素泊まりのみで、簡単なキッチンや冷蔵庫など完備!
ミーティングスペースでは、様々な利用法が考えられる!大人1泊3,300円
1階ショップの定休日は水曜日、HPからオンラインショップもあります!
その他、川尻は、和菓子職人も多く「和菓子の街」ともいわれ老舗菓子店が点在している!
また米に並んで水の良さもあり「酒蔵」も!熊本では正月の慣習「赤酒」も有名!
熊本は、馬刺しばかりではありません・・・
中村さんお勧め、安政年間創業七代目「若松屋」のうなぎは絶品!
1日70食限定、なくなり次第終了という・・・繁忙期は予約不可で11時30分開店!
取材当日は昼前でしたが、少々並んで試食が出来ました!
< 写 真 >
CARLIFE&MOBILITY
< 取材協力 >
くまもと工芸会館、川尻商店 粋、熊本市観光政策課