音楽という巨大な文化について話したので、今回ブログでは「文化」について、殴り書いてみましょう。
文化。言葉の通り私は「文が化けたもの」だと思ってます。どんな芸術分野も、始まりは「文(言葉が集合して意味を生むもの)」なのです。
各個アーティストたちはまず頭の中で、文を浮かべます。それは絵とか踊りとか、いっけん文字が関与しなそうな表現であっても、その担い手がヒトである以上、コアにあるのは「言葉による意識」すなわち「文」なのです。なのですというか、そういう持論なんですけども。
そしてそれが、化ける。つまりは表現方法の分岐です。簡単に例えれば、「明るく楽しい」という文が浮かんで、それを楽器に化けさせるなら→響きが明朗で、高らかなピアノを弾く。ダンスに化けさせるなら→ジャンプしてみる、大きく動く、みたいなこと。
まあ少なくとも私は、こんなメカニズムで文化創造というものに取り組んでるんですけども。
こうやって整理してみると、面白い作品を生み出すためには2つ、磨きをかけるべき能力があるとわかります。
それは「奇想天外な文を思いつく発想力」
「奇想天外な化け方を実現させる応用力」
です。やべ長くなってきた。まとめます。何が言いたいか。
この二つを同時に磨く方法があります!それは、自分の主戦場ではない文化(俺なら音楽以外!)に触れまくって、他所からアイデアを取り入れることです!
漫画みたいな音楽。
小説みたいなダンス。
映画みたいな絵画。
組み合わせは無限大。でもそれらは「文」で繋がっている!私はね、そういう価値観を持って、臨んでいきたいのですよ。これからの、アーティスト人生に。