やっと、卒業が見えてきました。
卒業研究もあと少しで完成です。
題名は、「ゲーテ『若きウェルテルの悩み』と夏目漱石『それから』の比較」、国違う作品だけど、めちゃくちゃ共通点あるんですよ。どちらも恋愛の話で、しかも共通して近代化する社会に馴染めない人間、が裏テーマ。でも結末はめちゃくちゃ対照的。前者は自死、後者は就職、一見するとバッドエンドとハッピーエンド、でも裏テーマ的に考えると前者は社会に対して反抗してて、後者は迎合してて、本当の悲劇はどちらだろう、みたいな。違う国、違う時代なのに、太い繋がりがみえる、これは運命としか思えない。エグい。∑(゚ д゚ 、)エグイテ。
ちなみに若きウェルテルの悩みは盛り無しで人生で一番衝撃を受けた作品なので本好きな人はぜひ読んで見てください。天才にしか書けない文章。それがすごい熱量で飛び込んできます。ぜひ。