今週もお聞きいただきありがとうございます。
☆10月17日(月) Vol.1150
1.5, 6, 7, 8/Steps
2.Pop/NSYNC
3.君が僕を愛するかぎり/Backstreet Boys
4.Invisible Man/98°
5.I Think I'm In Love With You/Jessica Simpson
6.Jack & Diane/John Cougar
☆10月18日(火) Vol.1151
1.Sleeping With the Television On/Billy Joel
2.Talking In Your Sleep/The Romantics
3.There Must Be an Angel/Eurythmics
4.Go Away Little Girl/Steve Lawrence
5.小さな愛の願い/Carpenters
6.(Medley)La La Means I Love You〜Trees Of The Ages〜Up on the Roof/Laura Nyro
☆10月19日(水) Vol.1152
1.Pick Up the Pieces/Average White Band
2.The Hustle/Van McCoy and the Soul City Symphony
3.Flying Cloud/The Doobie Brothers
4.碧空/Alfred Hause
5.風のささやき(華麗なる賭け)/Michel Legrand
6.The 'In' Crowd/Ramsey Lewis Trio
☆10月20日(木) Vol.1153
1.The Waiting/Tom Petty and The Heartbreakers
2.My Life(ライブ)/Billy Joel
3.Free Bird(ライブ)/Lynyrd Skynyrd
☆矢口さんからのコメント☆
私がどんな洋楽ファンかと言えば、今も昔もごくありきたりにラジオで耳にしたポップでわかりやすいシングル・ヒットが好きな人間です。それもこれも、中学生・高校生だった1970年代の半ばから後半にかけて、アメリカのチャートを紹介するラジオ番組に夢中になっていて、そこで知った曲がリスナーとしての原点になっているからでしょう。ただ、10代洋楽ロック好き同級生がツェッペリンやパープルやクラプトンを熱く語るのも、そうした世界を”いいなあ、好きなものがあるって大事だなあ”と充分に感じていたので、他愛ないポップ・ヒットに加えて本気で聴けるロック・スターなんかも少しは追いかけました。
やや年上の世代がオールマン・ブラザーズを絶賛していたころ、遅れてやって来た私はレナード・スキナードとの出会いによって爆裂にサザン・ロックに魅了され、とりわけ2枚組ライヴLP『ワン・モア・フロム・ザ・ロード』が大好きでした。1977年は8月のエルヴィス他界が世界的大事件で、ちょうど1ヶ月後だったマーク・ボランの自動車事故での永眠は一般的にそれほどは注目されず、さらに翌月に起きたアメリカン・サザン・ロック・バンドの飛行機事故の悲劇は、洋楽誌で扱われたくらいだったように記憶しています。
ただ。私には、本当に大きな出来事であり、例のチャート番組にも思うように表現できないもどかしく空虚な気持ちを綴り、それが紹介されたときのまた少々複雑な感情もよく覚えています。そうした記憶も伴って、レナード・スキナード、そして彼らの代名詞的に振り返られる大作曲「フリー・バード」の胸を揺さぶる白熱のライヴ・ヴァージョンは特別な存在であり続けています。事故から45年となる10月20日、後半でお聴きいただいたのはそうした背景からでした。
11月に予定しているマイケル・ジャクソンの『スリラー』40周年企画に関して
<私の『スリラー』、私とマイケル>..『スリラー』についてのなんでも、あるいはマイケルについてのなんでもメッセージ/リクエストは10月26日までお待ちしています。
よろしくお願いいたします。
矢口清治