８月２４日（水）

【ドライブ☆1700】

今週は「埼玉トヨタ熊谷店」から、車でおよそ20分。
国道17号線を熊谷方面に進み、熊谷警察署前交差点を右に曲がって、妻沼バイパスに入ります。
そのまま道なりに進んでいき、登戸交差点を右に曲がって、縁結び通りに入ると、
左手に「茶」と書かれた看板が見えてきました。

妻沼聖天山のすぐ近くにある『 茶の西田園 』に到着です！

『茶の西田園』は明治元年から続く老舗のお茶屋さん。
元々は、べっ甲細工のお店としてスタートしましたが、
現在の店主、小林伸光さん(52歳)のお祖父様の代から『茶の西田園』として、

地域の皆さんに愛され続けてきました。

趣のある引き戸をガラガラっと開けて中へ入ると、
小林さんのお母様と店員さんが、温かく迎えてくれます。

熊谷といえば「雪くま」が有名ですよね。
この『茶の西田園』では、お茶屋さんならではの「雪くま」が食べられるということで、
行列ができるほど大人気！

小林さんイチオシのメニューが、
「玄米茶あずきミルク(850円) 」です！

白いお椀に山盛りの氷、そこにお茶とミルクがかかっていて、
トッピングはカリカリっとした玄米です！

まずはひと口…
ふわふわの氷に、ほんのりと香るお茶の香りと渋み、優しい甘さのミルクのマッチングが、クセになりますね。
そして、後を追いかけてくる玄米の香ばしさ！
これが最高！絶妙なバランスです！！
食べ進めていくと、中から、しっとり甘～い「あずき」が出てきました。
甘さと香ばしさ、お茶の旨味、渋みが、一緒に楽しめるので、
冷たいお茶を頂きながら和菓子を頂いているような感覚になりますよ！

子供から大人まで楽しめるお茶屋さんの究極の一杯でした！

『茶の西田園』で雪くまの販売が始まって、今年で11年目。
小林さんは、
「お茶屋さんだからこそ提供できるものを、これからも意識していきたい。」
「スイーツやお食事を提供するとなると、どうしてもお茶が脇役になってしまったりしますよね。
でも、気軽に味わって楽しんでもらいたいという気持ちがあるので、
“お茶が主役になるメニュー”というのを意識するようにしています。
お客さんに、お茶屋さんがこだわりを持ってやっているから、
あそこの雪くまは本当に美味しいよね、と思ってもらえるように、
これからも頑張っていきたいです。」
と熱く語ってくれました。

今から5年ほど前には、お店の向かいの空き家を改装して、
自家焙煎ほうじ茶の専門店『こがし屋武一』をスタート！

丹精込めて焙煎をした「ほうじ茶」や、
小林さんイチオシのハーブティーなどを販売中✨

店内には焙煎所がありました。

趣がありますね！

そしてこちらが、自家焙煎ほうじ茶です！
種類豊富に揃っています。

中には「燻製ほうじ茶」という、
スモーキーな香りが特徴の珍しいお茶もあります！

こちらは「お茶業界で広めていきたい！」というイチオシの品々です。

袋の中には、茶葉入りの紙コップが入っており、
お湯を注ぐだけで、本格的な淹れ立てのお茶を頂くことができます。
しかも、急須で入れるお茶と同じように、２煎目、３煎目も楽しめるのです！

他にも、波佐見焼(はさみ焼)の展示が！

気に入ったものは、購入もできますよ✨

『茶の西田園』で雪くまを食べた帰りには、
ぜひ『こがし屋武一』も立ち寄って、
美味しいお茶をお土産に買って帰ってください♪

『茶の西田園』
営業時間は、９時〜１９時。
雪くまの販売は、水曜日から日曜日の、１１時〜１６時までとなっています。
定休日は、月曜日。
席は、カウンター・テーブル、合わせて２０席あります。
駐車場は「めぬま観光駐車場」をご利用ください。