【テレフォン☆1700】
今日は月イチ恒例!
情報分析のプロ・青木文鷹さんに電話を繋ぎました!
今回は『仮想通貨の現実』について
最近、ビットコインなどの仮想通貨が暴落して
金融に混乱を招いています。
これまでにも多くの会社が破綻しているんですが、
失われた金額が数兆円!
銀行1つ邪魔ないくらいの済まないくらいのお金が失われているんですね。
なのにも関わらずなんなのかよく分からないまま
事実だけが流れていってしまっている状況…
大変なことが起こっているのに、
どこか他人事であまり認識されていないんです。
これは本当にまずい状況です!!
今回下がってしまっている原因の一つは
暗号資産、要するに仮想通貨の
FTXという取引所が破綻したり、
他にも資金取引をしている会社が潰れたりしているということ。
事の発端は、FTXの経営者が持っていた
アラメダリサーチという投資会社
この会社にかなりお金を注ぎ込んでいたんですが、
この会社の資産というのは、
かなりハリボテだったというお話になって、
みんなが取り付けのようにお金を引き出したんですね。
最大手の取引所もお金を引っ張り出しました。
そうすると、手持ち資金がなくなり、
取引の引き出しができなくなりました…!
そこから転落して、発端から9日くらいで破綻してしまったんです!
トータルの被害額は数兆円…
当然、世界経済にも影響が出ています。
韓国は特に投資をしている方が多いのですが、
FTXが自前の仮装通過を出していて、
そこに投資をしていて、
これがほぼ0に近くなってしまっている状況なんですね。
国民のほとんどが投資をしているような状況なので、
それだけの人が損をしてしまいました。
借金をしながらやっている人もいるので、
破綻してしまいますよね。
そうすると、他に持っている資産を売却して
埋め合わせをしなければならなくなっていきます。
実際問題関連企業から融資を受けたり、
融資したりという話があったわけですけれども、
暗号資産の界隈というのは壊滅的な形になっていて、
コロナでたくさんのお金が市場に入ったんですが、
運用の先がなくって、
暗号資産の方に流れてしまったりしていて、
そうするとそのお金も消滅してしまいますよね。
なので我々も最終的には無縁ではないということ。
それでも日本の場合はまだ顧客の資産と
会社の資産を分けることを非常に厳密にやっていたので
まだマシなんですけれども、
他の国は一緒くたになってしまっていたりするので
取引所がなくなると顧客の資産が吹っ飛んでしまうんです。
恐ろしいですよね。
身近な電子マネーsuicaなどは
日本円を電子化しているだけなので特に問題はないんですが、
仮想通貨っていうのは、お互い取引をする人たちが
これはこれぐらいの価値があるよというのを決めた上でやっているもの。
極端なお話をすれば、野球やサッカーのトレーディングカードと
同じようなことなんですよね。
そうすると、みんなが価値があると思っているときは
価値は上がるんですけれども、
もう誰も欲しくないと思ってしまうと
価値はひたすら下がってしまうんです。
普通の通貨は、何があっても最後は政府が持ってくれるので大丈夫なのですが、
仮想通貨は、価値が下がると下がり続けます。
例えるならば、21世紀版のチューリップの球根なんです。
チューリップの球根の価値が上がってみんなが欲しがったけれど
価値がなくなった途端にタダ(0円)同然になってしまう…。
なので、投資をする方、関連のお仕事をされる方は、
そういったことも込みで、
用心をしながらやっていく必要があると思います。
すでに投資をしているという方は改めて見直しを。
そしてこれから投資をしようと考えていた方は
一度立ち止まって、こういったことも頭に入れながら
充分に用心して始める必要がありますね…。
青木さん!
仮想通貨の現実、現状を教えていただき、
また、警鐘をならしてくださりありがとうございました!!
また来月もよろしくお願いします!
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