国内最大のWTAツアー公式戦『東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2024』（東京都江東区・有明コロシアム／有明テニスの森公園コート）女子シングルス決勝が27日に行われ、パリ五輪金メダリストで22歳のジェン・チンウェン（中国）が同大会初優勝を飾った。
【東レPPO優勝・会見動画】「パリで金メダリストがとれて、忘れられない思い出」”ジェン・チンウェン
会見でジェンは「きょうはとにかく、いい勝利を手に入れられたと思います。対戦したケニンは本当にいいプレーをしていて、あれだけのレベルで戦えることに驚いた部分もありました」と決勝を振り返った。
続けて「とてもタフな試合になったけれど、今回の大会ではたくさんの勝利を収められたので、楽しむこともできた」と伝え「2022年の大会では決勝に進めて、うれしい気持ちがあった反面、やはり後悔するところもあったので、今回はそれ以上の優勝というところに届いて本当にうれしい」と思いを明かしていた。
決勝では、第1シードのジェン（中国）がワイルドカード（主催者推薦枠）で出場したソフィア・ケニン（アメリカ）を7-6（5）6-3で下し、大会初優勝を飾った。
全てサービスキープで進んだ第1セットをタイブレークの末に先取したジェンは、第2セットも3-0とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして勝利を決めた。