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こっちのけんと、星街すいせい、川崎鷹也、よみぃ&井上苑子らが「わたしはモアナ~♪」と熱唱 トリビュート企画

 ディズニー・アニメーション映画『モアナと伝説の海』(2016年)の続編、『モアナと伝説の海2』(12月6日公開)で、「わたしはモアナ~♪」と歌う劇中歌「ビヨンド ~越えてゆこう~」を、アーティストたちが独自のアレンジを加えて歌唱するトリビュートコレクションの実施が決定した。

【動画】「ビヨンド 〜越えてゆこう〜」 星街すいせい【『モアナと伝説の海2』 Special Tribute】

 トリビュートコレクションアーティストは、『第75回NHK紅白歌合戦』への初出場が大きな話題を呼んでいるマルチクリエイターのこっちのけんと、YouTubeチャンネル登録者が250万人を越えるホロライブ所属のバーチャルアイドル・星街すいせい、「魔法の絨毯」のストリーミング累計が4億回再生を突破するシンガーソングライター・川崎鷹也、YouTuber・ピアニスト・作曲家として活躍するよみぃ&シンガーソングライター。井上苑子。

 劇中歌「ビヨンド 〜越えてゆこう〜」は主人公モアナが愛する人々のため、二度と戻れないかもしれない危険が待つ航海へ向かう中で、どんな迷いや葛藤も越えてゆこう、自分を信じて進み続けようと決意する気持ちを力強く歌う曲。

 トリビュートコレクションは、この楽曲が背中をそっと押すように寄り添い、共に一歩踏み出す力となれるよう、より多くの方々に届けたいという思いが込められた企画で、迷いながらも自分を信じて進み続ける強い意志と、新たな世界に挑み続ける勇気を体現するアーティストが集まり、実現。独自に解釈し、それぞれの魅力を発揮し歌い上げる。

 こっちのけんとは「学生時代にアカペラをやっておりまして、その時にずっと4年間ディズニーソングのカバーをずっとやっていたので、まさかこういう形で参加させていただけるとは思ってなかったので、めちゃくちゃ嬉しいです」と、学生時代から念願だったディズニー作品関連の仕事に喜びもひとしお。

 星街は「不安や緊張感を内包しながらもワクワクとした期待感を込めて歌いました。モアナは自分の芯を持つ強い女の子だと私は思っているので、芯を持った伸びやかな歌声になるよう意識しました」と語り、「私自身も『昔からの風習がなんだ!私が今やってみたいからやるんだ!』って気持ちをいつも持って活動しているので、モアナの好奇心旺盛な部分にとても共感します」とモアナに共感した部分を語っている。

 川崎は「この楽曲には壮大さであったり、自分自身や未来への鼓舞、さらには根底に秘めたる愛や儚さ、哀愁までも込められていると感じました。だからこそ原曲やご本人の歌声がベストです。それを理解した上で自分にしかできない歌い回しや魂の込め方を意識しました。メロディーラインの綺麗な旋律を大切に細かいニュアンスやメロディの落とし方に細心の注意と敬意を払いながら歌わせていただきました」とコメントを寄せた。

 よみぃの美しいピアノ演奏に乗せて、井上が壮大に歌い上げる共演が実現。よみぃは楽曲のアレンジについて「原曲では海を想像させるような楽器や音色の表現が多く登場しますが、ピアノ一台での演奏で原曲の壮大な雰囲気をどこまで再現できるかが鍵になると思っています。そのため、あえてピアノ的なメロディ、フレーズはあまり使わず、和音を打楽器風に鳴らすような伴奏が入っています」とこだわりを明かす。

 井上は「モアナの葛藤や前向きな強さを歌声に反映できたらと思い、歌いました。海に選ばれたモアナは諦めずとことん突き進んでいく強さを持っていると思うのですが、私も音楽を11歳から続けているので、まっすぐに音楽人生を歩んでいることを肯定してもらえたような気がしました」と語った。

 なお、星街は本作に一言声優としても参加しており、マウイが着地した際に巻き上がった砂を被る村の女性を演じている。星街は「砂まみれになる役です!(笑)見た目から年齢を想像して、年齢を感じられるように頑張りました!」とアフレコ時の様子を振り返っている。本日、星街がモアナ風の衣装をまとい歌うミュージッククリップが解禁。こっちのけんと、鷹也、よみぃ&井上のカバーコレクションは順次公開予定。