イトーヨーカ堂は5日、ONIGOと11月27日付けで資本業務提携に基本合意したと発表。新たなデリバリーサービスを来年2月より93店舗で開始する。
【写真】イトーヨーカドー「ポッポ」のポテトにちいかわたちが登場
新デリバリーサービスの主なポイントは4つ。「配達時間」について、通常配送で最短70分、即配オプション(別途手数料220円)で最短40分とすること。これまでの自動車での配送対応に加え、2輪での配達を追加したことで、雨天時など注文が増加した場合に対応すること。日用品などの品そろえも拡充し、さらに野菜や肉など2000品目の品そろえと価格を見直した。
■イトーヨーカ堂 取締役執行役員 伊藤弘雅氏コメント
私達はデリバリー事業を再出発させるにあたり、かねてより取り組みをしているONIGO社とともに、これまでご利用いただいているお客様からのご要望やご不満に向き合い、新サービスの設計を検討してまいりました。
デリバリー事業は、小さなお子様がいらっしゃる方や体調がすぐれず外出できない方など、リアル店舗でのお買い物に不便を抱えた方々に必要とされる事業であるとともに、共働き世帯でも「タイムパフォーマンス」を重視する方々のニーズに応えられる成長事業領域だと考えております。
この提携を通じて、イトーヨーカドーが長い時間をかけて培ってきた商品の品揃えと、スピード感溢れるデリバリーサービスを備えるONIGO社のテクノロジーの 双方の強みを活かした、新しいサービスにご期待いただければと思います。
■ONIGO代表 梅下直也氏
今回の資本業務提携を機に、イトーヨーカドーの強みである、店舗の現場力、食品の品揃え・開発力、強固な食品サプライチェーンと、弊社の強みである、高速のシステム・事業開発力を掛け合わせることで、ONIGOは、多くのお客様にとって、より利便性の高い「食のスーパーアプリ」へと大きく進化していきます。
社員一同、1つ 1つ改善を丁寧に積み重ね、お客様に選ばれ続けるサービスの実現に向けて精進いたします。