大みそかの『RIZIN DECADE』に向けたABEMA特別番組『RIZIN DECADE 1ヶ月前SP特番』が、6日に放送された。第1部でライアン・ガルシアと対戦する安保瑠輝也、第3部『Yogibo presents RIZIN.49』でクレベル・コイケと対戦する鈴木千裕が出演し、大一番に向けた意気込みを語った。
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番組冒頭、榊原信行CEOが「今日はみなさんに特別な商品をご用意して!むちゃくちゃ安く!ご案内します!」と切り出し、「三部構成でお届けする『RIZIN DECADE』をこのABEMAを見ている皆様に特別にお安くご案内します!」と、大手通販番組の社長ばりに“バラネット”でABEMAのPPVチケットの特別価格をアピールした。
リモート出演の安保は、アメリカでの会見で乱闘寸前のバチバチになったことについて「ライアンの目の前にして気合いがバチっと入った。ライアンのスイッチを入れるために煽ったので作戦成功」とニヤリ。さらに「僕はボクシングが好きで試合もたくさん見るけど、対戦相手として見た時に正直、特に感じるものはなかった。俺の煽りにすかしてる感じが逆にムカついたので、めちゃくちゃ燃えてます」と語った。
そして「ライアン・ガルシアはイージーマネーを稼ぐ感覚で日本に来ると思うけど、会見でも彼に火をつけられた。俺は最後必ず勝って、勝ったらその先に世界への新しい扉が見えてくると思う。これを必ずぶち上げて、新しい安保瑠輝也の世界戦を見せようと思う。ぜひ俺の試合に期待してください」と呼びかけた。
続いて、スタジオに登場した千裕は、クレベル戦に向けて「今さら僕が寝技の練習をしたところでクレベル選手には並べないんですよ。逆にクレベル選手も今さら打撃のボクシングの練習をしても、僕と競り合えないんですよ。だからお互いの強みを活かして、それのぶつけ合いだと思ってる」とシンプルに考えている。
昨年6月の初対戦では、結果はクレベルの体重超過でノーコンテストだったものの、試合は1ラウンド早々にクレベルが一本勝ち。千裕は「悔しい、それしかないので、俺の考えが間違ってなかったっていうのを証明するためにも勝たなきゃいけないんで、恐怖どころかワクワクしかない」とチャンピオンでありながらも挑戦者のマインドを見せた。
また、次に戦いたい相手として今大会に来場が予告されたUFC前バンタム級王者のショーン・オマリーの名前をあげ「世界を証明しようぜって言えばいいんじゃないですかね」とブチ上げた。
ABEMAでは13日まで期間限定の「超早割チケット」を発売中で、『RIZIN DECADE』第1部と第2部が各3500円、第3部が4500円となるが、通しは5500円と大幅に割り引いた特別価格となる。