テレビアニメ『ONE PIECE』フランキー役の矢尾一樹(65)が、同役を降板することが発表された。同役は2005年のアニメ初登場時から約20年務めていた。
【画像】約20年担当…矢尾一樹が演じた『ONE PIECE』フランキーの初期登場時
公式サイトとXにて「フランキー役 交代のお知らせ」とし、「現在、テレビアニメ『ONE PIECE』にて、フランキー役で出演していただいている矢尾一樹さんが、麦わらの一味を卒業する運びとなりました」と報告。
「長きにわたって話し合いを重ねた結果、このたびの決定となりました。 つきましては、12月22日(日)に行われる『ジャンプフェスタ2025』のスーパーステージRED内で後任を発表し、矢尾さんの卒業のセレモニーを行わせていただきます」と伝えた。
矢尾は自身のXを更新し、「悲しい別れが来てしまった 四半世紀近く共に人生を歩んできたヤツとの別れが…幽体離脱とでも云うのか、俺の理想としてるフランキーとの間に溝が出来てしまった…ので俺が一旦サニー号を降りる事にした。悔しい!哀しい!!マジでゴメンで ス〜パ〜な後釜を用意した!12/22のJFを楽しみに」と複雑な心境を明かしている。
麦わらの一味であるフランキーは、船大工として航海中の船の維持や改造、修繕を一手に引き受けるキャラクター。ウォーターセブンの伝説の船大工・トムの弟子で、一味の新しい船、サウザンド・サニー号を造った男であり、自分の造った”夢の船”に乗って”海の果て”へたどり着くのが夢。サニー号の行く末を見届けるために、一味と冒険の旅に出た。
船だけでなく、武器や兵器の開発も得意。事故で大怪我をしたことをきっかけに自分の体に改造をほどこしたサイボーグでもあり、体中に不思議なギミック、人知を超えた武器が満載で、人気キャラクターとなっている。
矢尾は『ONE PIECE』フランキー役のほか、『機動戦士ガンダムΖΖ』ジュドー・アーシタ役、『超者ライディーン』ルーシュ・デ・モン/神無聖月役、『それいけ!アンパンマン』ホラーマン役、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』日暮起男役などでも知られる。