■『RIZIN.50』試合前インタビュー（28日・岡山市内ホテル）
第11試合で前フェザー級王者の鈴木千裕と対戦するカルシャガ・ダウトベックが、試合に向けて「自分の方が優れている」と強い自信を見せた。
【インタビュー動画】ダウトベック、朝倉未来へのリベンジ戦は「機会があればやりたい」
母国のカザフスタンから岡山までの移動に約24時間もかかったが「体調は最高です。自分の試合をできる準備は万全に整っています」と落ち着いた口調で話すダウトベック。鈴木について「非常に優秀な才能のある選手。優秀なストライカーで自分の試合をうまく組み立てていい勝ち方をしていると思います」と評価した。
試合展開のプランについて「明確なものはない。どの試合においても3ラウンド続いたとしても、戦い抜く準備ができている」とあくまで自分の戦い方を貫くつもりで、「MMAファイターとして自分のほうが千裕より上だと思う。そう思わない限り試合には勝てない」と断言した。
嵐のような鈴木のラッシュに対しても「素晴らしいと思ってるけど、このスポーツを20年やってさまざまなファイターと戦ってきた。どんな技術を持っている選手に勝てる自信がある」と静かに語った。
前王者に勝利すると、RIZINフェザー級タイトルマッチへの挑戦権が見えてくるが「まずは2日後の試合に集中したい。その後のことは試合後に考えます」と鈴木との試合だけを見据える。かつて敗れている朝倉未来が5月の『RIZIN男祭り』で復帰するが、リベンジ戦の意欲を聞かれるも「今は先のことは考えません。そういった機会があればやりたいと思います」と慎重に答えた。