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生田斗真主演『俺の話は長い』口げんかバトルが5年ぶり復活 寄生中の実家が“売却危機”

 俳優の生田斗真が主演を務める日本テレビ系ドラマ『俺の話は長い ~2025・春~』が、5年ぶりに復活し、3月30日、4月6日の2週連続で午後10時30分から午後11時25分まで放送される。それに先立って、あらすじと場面写真が29日、公開された。

【場面写真】勢いがさらにパワーアップ…!満と姉の口けんかバトル

 同シリーズは2019年10月期に同局系で放送された脚本・金子茂樹氏による、無職のニートで現実逃避のための言い訳とヘリクツの天才・岸辺満(生田)とその家族が奏でる究極のホームドラマ。前作は、第38回向田邦子賞を受賞した。

 今作『俺の話は長い ~2025・春~』は連続ドラマから5年後の世界を描き、前作に引き続き、満の義理の兄・秋葉光司(安田顕)、姉・秋葉綾子(小池栄子)、姪・秋葉春海(清原果耶)、母・岸辺房枝(原田美枝子)、行きつけのバー店長・駒野海星(杉野遥亮)、喫茶店の常連客・牧本求(西村まさ彦)らも出演する。

 連続ドラマから5年、満は36歳・無職・実家暮らしを謳歌していた。突然やってきた姉・綾子は会社を辞めて「ポラリス」を継ぎたいと言い出す。満は売り言葉に買い言葉で「俺はこの家を売るべきだと思う」と言ってしまう。

 その話を聞きつけた春海が大阪から親元に帰らず、満の実家へ。そこへ綾子と光司がやって来て、岸辺家は大修羅場に。再び勢ぞろいしたこの家族の喧々囂々(けんけんごうごう)が再び。果たして満はダメ人間を脱却することができるのか。

【あらすじ】
■「其の一 タケノコとずん胴」
満は5年前、長い長い家族との確執の末、覚悟を決めて県会議員の秘書の職に就いたものの、2ヶ月でクビに。母・房枝に寄生しながらのんびり暮らしている満の平和なニート生活に、ついに崩壊の危機が訪れる。

房枝が切り盛りしてきた喫茶店「ポラリス」は、3年前から休業したまま。コロナ禍のゴタゴタを経て房枝はすっかり気力を失い、老後の不安を感じる日々である。

そんな岸辺家に、姉・綾子と夫・光司が、タケノコのお裾分けにやって来る。「お母さんは『ポラリス』もうやんないの?」と、このまま店を閉めるのはもったいないという綾子は「会社を辞めて『ポラリス』を継ぎたい」と爆弾発言。綾子に岸辺家と店を乗っ取られてしまうかもしれないと焦る満は猛反発し、売り言葉に買い言葉で「俺はこの家を売るべきだと思う」と言ってしまう。

■「其の二 振袖とワイン」
満の姪っ子・春海が久しぶりに東京に帰って来た。口うるさい綾子に会いたくない春海は、秋葉家には顔を出さず、岸辺家のコタツでゴロゴロ。家で待っている綾子をよそに、もうすぐなくなるかもしれない岸辺家に泊まっていきたいと言う。「私はこの家が大好きなの。『ポラリス』が大好きなの。うちの家族の誰よりもね」と話していると、綾子と光司がやって来て、岸辺家は大修羅場に。

久しぶりに帰って来たのに家にも寄らない、LINEも無視、何よりこの間の成人式をドタキャンされたことが許せない綾子。そんな中、満が「せっかく春海が帰って来たんだし、振り袖着て家族写真でも撮ればいいんじゃないの?」と成人式のやり直しを提案する。春海は嫌がるものの、成人式の日にみんなで飲むつもりだったヴィンテージワインの存在を知るなりそのワインを飲ませてくれたら振り袖を着てもいいと快諾。そのワインは、海星の店のワインセラーに預けておいたはず。みんなで海星の店に飲みに行こうとするが、満はなぜか挙動不審になる。