2025年日本国際博覧会協会(万博協会)は11日、「大阪・関西万博」の入場機能に特化した簡単入場チケット「簡単入場チケット」を「EXPO Quick」を通じて13日より販売開始すると発表した。これにより、チケット購入が簡単になる。
【画像】万博の簡単入場チケット「EXPO Quick」で購入イメージ
万博のチケットは、万博IDの登録、予約などがネックとなってきた。2月に「簡単入場チケット」の導入が発表されていた。
「簡単入場チケット」は、スマートフォンやパソコンで「EXPO Quick」にアクセスし、来場日・入場時間・入場ゲート・購入枚数を選択・決済すると、決済後に表示されるQRコードで万博会場に入場できる。万博IDの登録は不要。
ぴあのASP型のチケット販売システム「QUICKぴあ」を活用した。決済手段は、Google PayとApple Payとなる。
■販売対象券種
平日は平日券(大人:6000円、中人:3500円、小人:1500円)
土日祝は一日券(大人:7500円、中人:4200円、小人:1800円)
全日17時以降は夜間券(大人:3700円、中人:2000円、小人:1000円)
・簡単入場チケットでは購入後の来場日時、ゲートの変更はできない。
・簡単入場チケットではパビリオン・イベントの事前予約を行うことができない。予約なしで楽しめるパビリオン・イベントも多数あるが、予約が必要なパビリオンやイベントを観覧する場合は、入場後に案内所にて当日登録(予約)が必要。
・簡単入場チケットには、「チケットID」は表示されない。万博IDやチケットIDを利用したAIナビゲート「EXPO2025 Personal Agent」など、万博で提供されるサービスの一部で利用できないものがある。