真田広之、36年ぶりアサヒビールCM出演 その間に渡米し感じた“苦み”と“成長”「自分の人生にとってよかった」

 俳優の真田広之(64)が14日、都内で行われた『アサヒ ザ・ビタリスト』CM発表会にVTRで登場した。真田は36年ぶりのアサヒビールのCM出演となり、その間に渡米し感じた“苦み”と“成長”を語った。

【写真】渋かっこいい!VTRでCMについて語った真田広之

 『アサヒ ザ・ビタリスト』は、アサヒビールのスタンダードビールとして7年ぶりの新ブランドとなる商品。この日のイベントには、俳優の吉川愛(25)、水上恒司(25)が登壇。ほか、二階堂ふみ(30)を含めた4人が同商品のイメージキャラクターに就任し、商品の発売日でもある15日から放送される新CMに出演している。

 CMはアメリカ・ロサンゼルスで撮影したという真田。VTRでは「今回は36年ぶり。干支で言え3周してるわけですから、また違った自分を見ていただけるんじゃないかなという興味深さと、そしてまた声をかけていただいたといううれしさがあり、光栄だなという思いがありました」とコメント。

 苦みが特徴の商品にちなみ、“人生を豊かにする苦味”についての質問にも回答。「子役のころから数々ありましたけど、特に渡米してからの20年は、それ以前と比べて、言葉の壁や文化の違い、偏見もあれば時には差別もあり。その中で悔しい思いもありましたけど、それが逆に(自分を)奮起させてくれた」とロサンゼルスを拠点に活動し始めてからの苦労を振り返る。

 続けて「対等に仕事ができるようになりたいと、足りないものをとにかく補って、クリアして。その苦みがバネとなって今の自分を築いてくれたと思うので、やはり甘い世界じゃないなと苦みを味わったことが自分の人生にとってよかった。成長する機会を与えてくれたかなと。苦みには感謝ですね」と重みを感じさせるコメントを寄せた。