フリーアナウンサー・俳優の森香澄(29)と超特急・柏木悠(20)がこのほど、W主演を務めるMBSドラマ特区枠『年下童貞(チェリーボーイ)くんに翻弄されてます』(毎週木曜 深0:59※地域により異なる)の合同取材会に出席。今作の見どころを語った。
【写真】距離感にキュン!ラブコメW主演をつとめる森香澄&柏木悠
原作は、WEBTOON「年下童貞くんに翻弄されてます」(制作・出版:LOCKER ROOM)。過去のトラウマのせいで本気で恋ができなかった主人公・今井花恋(森)が恋愛経験ゼロの“年下チェリーボーイ”堂前帝都(柏木)に翻弄(ほんろう)されていくハートフルなラブコメディを描く。
■森香澄は初めての“ピュアなラブストーリー” 撮影は「コメディーの空気感で進んでいます」
――出演が決まっての最初の印象は。
森:ラブコメが初めてなんです。パパ活、サレ妻、不倫などはあったのですが、ピュアなラブコメ作品は初めてで。タイトルにはびっくりしたのですが、ピュアな作品だったので、演じるのが楽しみだなと思いました。
柏木さんが、堂前帝都役だと伺ったときも、すごくさわやかな作品になるなと感じました。
柏木:タイトルにはびっくりしたのですが、脚本を読ませていただいて、面白くて、ピュアで、ラブコメで、(出演が決まって)うれしかったです。コメディーが大好きなので、その部分は100%に振り切って面白く演じられたらなと思います。森さんにご迷惑かけないよう頑張ります。
森:本当に?そう思っている?(笑)
柏木:優しい方なので、自分がミスしても許してくださるとは思うのですが。
森:そんな風には見えなかったです。カットがかかっていてからの方がコメディーなので(笑)。甘い雰囲気ではなく、コメディーの空気感で撮影は進んでおります。
――ご自身の役の印象を教えてください。
森:花恋は恋愛に奔放で、いろんな男の人を手玉に取っているように見えるのですが、実際は人間味があって、自分の中にも葛藤があり、それを隠すために“あざとい”キャラクターを演じている部分があるのかな、と思いながら演じています。
柏木:帝都は(心を)閉ざしてはいるのですが、意外と感情はわかりやすいので、その塩梅が難しかったです。感情を出しすぎると帝都らしさが消えるのですが、感情をわかりやすくしようと気を付けています。最初は嫌々だったのが、照れに変わっていく。どこで変わったのかを楽しみにしていただけるとうれしいです。
――準備したことはありますか。
森:準備はしていきますが、細かいところは現場で監督と考えていきました。ベッドで1人、悔しがるシーンなども本当に信じられない動きをしているので、そこも注目してください。
柏木:僕は固めていきました。キャラが濃いということもありますし、キャラ通りに行こうと思って、クランクインも寡黙キャラでいきました。落ち着いた素振りを見せていましたので。
森:1時間ぐらいね(笑)。持たなかったね。
柏木:(笑)自分の中では完璧に固めていたので、現場で足し算引き算をしたという感じです。意外とピュアすぎるがゆえに出てくるあざとかがあるようで、「もうちょっとかわいく」と指示があったのは意外でした(笑)。
■森香澄、洗練された“あざとテク”発揮も反応なし「本当にイライラしてきました」
――印象的なシーンはありましたか。
森:帝都と出会うシーンがクランクインでした。花恋が帝都に仕掛けるのですが、何も反応がなくて。怒りがこみあげてくるシーンなのですが、本当にイライラしてきました。私もやったことがない“全力あざと”をぶつけているのに、気づいてもいなかったりするので。
柏木:帝都役なので本当に何にも思わなかったです(笑)。
森:カットかかった瞬間、「いや~、すごいっすね」って。
柏木:感心。いや~すごいって。あざといってすごいなと思いました。
――本作で新しく見ることのできる、それぞれの一面はありますか。
森:いろいろな表情を見せる役なんです。カメラ(視聴者)に対して「何なの、こいつ」って語りかける台詞が多いので、そこは表情のバリエーションが必要で、ほぼ変顔じゃない?という表情を出しています。変顔は、段取り、テスト、本番でどんどんパワーアップさせていただきました。
柏木:表情豊かで笑わせていただいています。変顔の完成度はまだいけると思いますよ!
柏木:僕は、めがねをかけて、寡黙な感じはやったことがないので、クールな役は新鮮なのかなと思います。けなげなかわいい感じではない、ナチュラルにあざとい感じです。
■柏木悠、胸キュンシーンで本領発揮 森香澄が絶賛「本当にかっこいいですから」
――帝都とご自身は似ていますか?異なりますか?
柏木:相違があるかなと思います。僕はそんなにはっきりズバズバ言えないので、ズバッと言える帝都は、すてきだなって思います。なので、全然違うなって思いました。
――帝都、花恋に翻弄された瞬間はありますか。
森:花恋が帝都に初めて翻弄されるシーンで、帝都がめがねを外すんです。それは現場のみんなで「お~かっこいいじゃん!」ってなりました。
柏木:「こっちより、こっちの方がいいよ」っていろいろ教えてもらいました。
森:“めがね外し”史上、最も完璧でした。
柏木:フラットに話してくれるので、助かります。初日は緊張していたのですが、フランクに話しかけていただいて、リラックスできました。あざといを100%に出す、森香澄さんはすごいなと思います。
森:ほめてるよね?確認なんだけど。
柏木:もちろんです!
――特に見てほしいポイントは?
森:(帝都は)こんなに素直に生きてこられたのすごいなって思います。これだけピュアな心を持っていられる羨ましさを感じました。1話、2話は花恋が翻弄しようとして玉砕するの繰り返しですが、見てほしいのは翻弄され始めるところです。柏木悠の本気を見てほしいなと思います。怪獣担当として、ふざけてますけど、実際はイケメンですから。
柏木:(笑)。
森:どんどん出てくる胸キュンシーンを見ていただきたいと思います。
柏木:“あざとい”シーンから帝都と花恋のコメディー感が僕的にはやっていて楽しかったので、見てほしいなと思います。
■森香澄衣装
トップス:CRANK
ボトムス:ecmile.
アクセサリー:Liquem