斬新なアイデア、刺激的なコンテンツを生み出したショートドラマを表彰する『ショードラアワード2025』受賞式が16日、都内で行われ「星の四谷三丁目シアター」の作品でドラマ撮影の裏側で起きる物語をコメディチックに描いた『ちょっと待ってください』が大賞を受賞した。
【写真】色っぽすぎる!シックな黒コーデで登場した松本まりか
同イベントは、縦型ショート動画の持つ“身近さ”と、ドラマの持つ“物語性”を通して、次世代のクリエイターやスタータレントの発掘、新しい動画の表現方法を目指す、ショートドラマ(略して、ショードラ)のコンペティション授賞式。
受賞部門は「新人賞」「ABEMA賞」「マテリアルショートドラマPR賞」「クリエイター賞」「出演者賞」「マイナビ賞」「大賞」の7つ。
「星の四谷三丁目シアター」には、朝日放送テレビでのドラマ制作権と賞金300万円が贈呈された。発表した朝日放送テレビ 総合編成局長 飯田新氏は「これぞショートドラマという作品。短い尺の中で練られた構成脚本で、引っ張る俳優陣もよかったです」と太鼓判を押し、「このチームが地上波ドラマ作ったらどういうものになるのか。非常に期待しながら選びました」と胸をときめかせた。
「星の四谷三丁目シアター」の監督を務める谷口恒平氏は「このような賞をいただけると思っていなかったので驚いています。もともと、太田プロダクションのマネージャーから『縦型ショートドラマに挑戦しませんか?』とお声がけいただいて、今ドラマを作っています」と制作に着手したきっかけを明かし、「今もこれからも再生回数などの数字に捉われずに面白いと思えるものを出していくスタイルを大事にしていきたい。今回そういうスタイルを評価してただいての賞だと感じています。そしてショートドラマだけでなく、映画や舞台などにも展開を広げていけるようにしていくことを目標にしています」とコメントした。
プレゼンターを務めた松本まりかは、同作のことを「とってもおもしろかったです! テレビドラマあるあるなんですよね。じわじわきましたし、一般の方とドラマ制作陣の融合をおもしろく伝えてくださった。大賞です!」と絶賛し、「地上波ドラマも楽しみにしています」と期待した。
イベントには高嶋政伸、鈴木おさむ、阿部なつきらも登場。MCは森香澄が務めた。