藤田菜七子、騎手引退後初公の場で宮崎在住を告白「新鮮な感じ」 ファン歓喜「元気そう」「おきれいです」

 JRA(日本中央競馬会)の元騎手・藤田菜七子(27)が、16日に生配信されたYouTube『ホッカイドウ競馬チャンネル』ライブ配信に出演。引退後、初の公の場となった。

【動画】笑顔で…騎手引退後初公の場となった藤田菜七子

 藤田は、冒頭に「自信はないんですけど、けっこう頑張って予想してきたので、当たればいいな」と笑顔。引退後の暮らしぶりについて「この期間、なかなか競馬を見られなかったんですけど、このお仕事の声をかけていただいてから、競馬をたくさん見るようになって…。たくさん休むことができたというか、リフレッシュできたという感じです」と明かした。

 また、細江純子氏から「今、菜七子ちゃん宮崎(在住)なんだもんね?」と向けられた際には「茨城県しか住んだことなかったので、新鮮な感じです。(おいしいものは)牛とか鶏とかおいしいです」と声を弾ませた。

 細江氏が、自身のXで写真も公開。ファンからは「元気そうでよかった」「菜七子さん、おきれいです」などといった感想が相次いで寄せられている。

 藤田をめぐっては昨年10月、一部週刊誌が藤田が競馬場内調整ルーム居室内に通信機器を持ち込み、外部の人間と連絡を取っていた形跡があったと報道。JRAは10日、公式サイトで「騎手 藤田 菜七子(美浦・根本 康広厩舎)は、2023年4月頃まで複数回にわたり、調整ルーム居室内に通信機器(スマートフォン)を持ち込み、通信していたことが判明しました」と報告。

 続けて「本会の騎手として重大な非行があったものと認められるため、日本中央競馬会競馬施行規程第148条第2項により本事案について裁定委員会に送付するとともに、同条第4項により2024年10月11日(金曜)から裁定委員会の議定があるまで同騎手の騎乗を停止することとしました」と伝えていた。

 その後、JRAは11日に公式サイトで藤田の引退を発表。「藤田 菜七子騎手の引退」と題し、「藤田 菜七子騎手(美浦・根本 康広厩舎)から騎手免許の取消申請があり、10月11日(金曜)付けで騎手免許を取り消しましたので、お知らせします」と報告した。