人気アニメ『名探偵コナン』シリーズの新作映画となる劇場版28作目『名探偵コナン 隻眼の残像』(4月18日公開)公開記念舞台あいさつが19日、都内で行われ、主人公・江戸川コナン役の高山みなみのほか、山崎和佳奈、小山力也、高田裕司、小清水亜美、ゲスト声優の山田孝之、山下美月が登壇した。
【画像】豪華な演出も!劇場版『名探偵コナン』舞台あいさつの様子
イベント内で、今作が昨日公開1日目で観客動員69万、興行収入10.5億円を突破したことが発表された。シリーズ歴代No.1ヒット作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(2024公開)対比で109%を記録。前作突破を見込める記録的大ヒットスタートを切った。
まさかの初日10億超えに会場からどよめきが起こり、高山は「すごいね、おじさん。おじさん効果だね」と今作で劇場版では“20年ぶり”に活躍する毛利小五郎役の小山を労うと、小山は「よかった。がたっと(記録が落ちることに)なったらどうしようかと…」とは胸を撫で下ろした。
今作を1回鑑賞することを「1ヶ岳登頂」と表現していることが決まっていたが、会場にはすでに5ヶ岳から8ヶ岳を制覇するツワモノも。山崎は「寝てるんですか?」と思わず心配する場面も。
ゲスト声優の山下は「SNSでも身の回りでも観に行った方が多くて。今作は原作やアニメのこの部分を見直したいと思う作品。何回も見に行きたくなる作品」と魅力を語り、山田も「実写だとありえない。2日目に8回観ているって聞いたことがない。コナン人気がすごい」と驚きっぱなしだった。
今作の舞台は長野県の雪山で、長野県警の大和敢助と毛利小五郎の物語。長野県警の大和敢助が雪山で「ある男」を追跡中、銃弾が敢助の左眼をかすめ、雪崩に巻き込まれる。その10ヶ月後、奇跡的に生還した敢助は、野辺山天文台の研究員が何者かに襲われたという通報を受け、現場に駆け付けるが、天文台のパラボラアンテナが動き出した途端、隻眼となった左眼が突如疼きだす…。
一方、雪崩事故を調査している警視庁時代の同僚と会う約束をしていた毛利小五郎とコナンが、待ち合わせ場所に向かう途中、銃声が響き渡り…。眠りの小五郎と長野県警の大和敢助、一見接点のなさそうな二人を繋ぐ「眠っていた記憶」が描かれる。