俳優の鈴木亮平、有村架純、鈴鹿央士が17日、都内で行われた映画『花まんま』(4月25日公開)の完成報告プレミア試写会に参加した。
【集合ショット】豪華すぎ!笑顔で手をふる鈴木亮平&有村架純ら
有村演じるフミ子の婚約者で、動物行動学の助教・中沢太郎役を鈴鹿が演じた。鈴鹿は「カラスとしゃべれるって、ちょっと不思議な感じはするんですけど、そこに向き合ってる真摯さというか、真っすぐさが伝われば変に見えないと思ったし、その姿勢がフミ子さんと向き合う時にも現れるので、真摯で誠実な真っすぐさを持った人っていうのはずっと大切にしていました」と振り返った。
イベントでは、冒頭から天然ぶりを鈴鹿が発揮。ほんわかとした舞台あいさつとなっていた。鈴木と有村との共演について鈴鹿は「お2人とも優しくて、現場でどうしようかと悩んだ時に今みたいに『大丈夫だよ』という目で…」と感謝。ただ、鈴木は「今は別に『大丈夫だよ』って目で見てない(笑)。『大丈夫かな?』って見てた」とぶっちゃけて、鈴鹿は膝から崩れ落ちて、会場には笑いが。鈴木は直後に「大丈夫。言えてる」とすかさずジェントルにフォローし、鈴鹿は「こういう感じで支えてくださって。本当にありがとうございます」と感謝していた。
本作は、作家・朱川湊人の代表作で、ある兄妹の不思議な体験を描いた短編集『花まんま』(文春文庫)を、映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、『そして、バトンは渡された』などの前田哲監督が映画化。大阪の下町で兄妹二人暮らしの兄・俊樹(鈴木)は、早くに亡くなった父と交わした「どんなことがあっても妹を守る」という約束を胸に、妹のフミ子(有村)を守り続けてきた。妹の結婚が決まり、親代わりの兄としてはやっと肩の荷が下りるはずだったのだが、遠い昔に二人で封印したはずの、フミ子の“秘密”がよみがえり…。兄妹、親と子、家族がそれぞれを強く思い合う姿を描いた胸に迫る作品となっている。
イベントにはほか、ファーストサマーウイカ、オール阪神・巨人、前田哲監督、AIも参加した。