俳優の米倉涼子が主演を務め、実在する国際霊柩送還士(こくさいれいきゅうそうかんし)たちの活躍を描いたNHKドラマ『エンジェルフライト』(全6話)が、5月3日から土曜ドラマとして放送されることが決定した。
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同作は、2023年に動画配信サービス「Prime Video」で世界配信された。24年には、NHK BS4KとBSでテレビ初登場。「ぜひ、地上波でも観たい」などの要望を受け、土曜ドラマ枠で放送する。放送時間は1話50分に再編集。エピソード5(第5話)のみ48分。NHK 総合で5月3日スタート、6月7日まで、毎週土曜日午後10時から。再放送は5月7日から6月11日まで、毎週水曜日午前0時35分から。
海外で亡くなった日本人のご遺体を国内に送還し、あるいは日本で亡くなった外国人を母国に搬送する業務を日々行っている“国際霊柩送還士”という知られざるスペシャリストたちの活躍を描く。米倉扮ふんするシングルマザーの剛腕社長・伊沢那美の会社「エンジェルハース」には、会長役の遠藤憲一や新入社員の松本穂香を中心に、城田優、矢本悠馬、野呂佳代、徳井優など豪華キャスト陣が集結し、ひとクセもふたクセもある社員として奮闘し、時にコミカルなチームワークを見せる。「大切な人を異国の地で失ったご遺族に、きちんとしたお別れをさせてあげたい」という那美の信念の下、亡くなられた人と残された人の間で繰り広げられる、哀しいすれ違いと、さまざまな愛の物語を“涙と笑い”を織り交ぜて描く感動のエンターテインメント&ヒューマンドラマとなっている。
■米倉涼子
死を扱うということは、生を扱うということだろ?――――これは私が演じる那美のセリフです。大切な人が亡くなったことを悲しむご遺族が、その「死」を乗り越えて故人の分まで前向きに「生」を全うするために働きたい!そんな那美の強い覚悟が込められた、ポジティブで国際霊柩送還士らしいセリフだと思います。今回『エンジェルフライト』が土曜ドラマとして放送され、多くの方に観ていただけることがとてもうれしいです。このドラマは決して「死」を扱うだけの作品ではありません。時に笑い、時に感動し、時に泣く。さまざまな感情のジェットコースターに揺られながら、きっと未来への希望を感じていただけるはずです。土曜の夜は『エンジェルフライト』を、ぜひご覧ください!