俳優の山中柔太朗(M!LK)と高松アロハ(超特急※高=はしごだか)が、2026年公開の映画『純愛上等!』でW主演を務めることが21日、発表された。
【画像】そっくり!?『純愛上等!』原作表紙
原作は、2024年にコミックシーモアで独占配信がスタートした七緒氏によるコミック『純愛上等!』。コミックの配信と同時に実写映画化が発表され、話題になっていた。監督を務めるのは、映画『別に、友達とかじゃない』をはじめ、テレビ東京『ひだまりが聴こえる』『カプカプ』など多数の作品を手掛けてきた八重樫風雅氏。今作について監督は「恋愛を中心に、家族や自己愛など、さまざまな側面に流れる多彩な感情の機微を大切に丁寧に表現していきながら、熱くて青いロマンスをお届けします」と意気込む。脚本は、テレビ東京系ドラマ『みなと商事コインランドリー2』の監督を務めた川崎僚氏が担当する。
白岩高校のアタマを張る佐藤美鶴(さとう・みつる/山中)と、2年前に停戦協定を結んだ敵校・紅桜高校の不良たちをまとめるアタマ・亀井円(かめい・まどか/高松)との、笑いあり、胸アツあり、トキメキありのラブストーリーを描く。
クールでいつもどこか達観している雰囲気をもつ美鶴を演じる山中は、俳優としてMBS『飴色パラドックス』(W主演)、映画『あたしの!』、映画『BADBOYS-THE MOVIE-』(5月30日公開)、映画『君がトクベツ』(6月20日公開)などの数々の話題作に立て続けに出演中。2024年上半期のViVi国宝級イケメンランキングのNEXT部門にもランクインするなど、多方面で注目されている。また、楽曲「イイじゃん」で話題沸騰中の5人組グループ・M!LKのメンバーとしても活動している。
いつも明るく、兄貴肌で周囲から慕われる亀井円を演じる高松は、メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急のメンバーとして活動中。アーティストとしての活動のみならず、MBS『4月の東京は…』『恋をするなら二度目が上等』、現在放送中の『社畜人ヤブー』(毎週金曜 後10:30)など、映像作品にも多数出演している。さらに、運動能力の高さからTBS『最強スポーツ男子頂上決戦』に出演するなど幅広いジャンルで活躍している。
【コメント全文】
■M!LK・山中柔太朗(佐藤美鶴役)
佐藤美鶴を演じるにあたって、円のことをどれだけ特別な存在として思うかということだけをまず考えました。僕と考え方など共通点が多く役作りに関してはそこまで苦戦はしませんでした。
それと、この作品に向けて増量して筋トレもしました。細身だった僕がほどよく筋肉がついてきて、より美鶴に近づいたかなとホッとしています。この映画はアクションシーンにも見どころがたくさんあってそれぞれ役者さんが本気でアクションに挑んでいます。僕も今回2回目のアクション作品だったので経験を活かしつつ本気で取り組んでいます。
八重樫監督が細かく芝居を見て本気で向き合ってくれていて、僕らも応えられるように本気でお芝居に取り組んでいます。自信を持って面白いと言える作品になっていると思います。ぜひ劇場で見てくれたらうれしいです。
■超特急・高松アロハ(亀井円役)
亀井円を演じさせていただきます、高松アロハです!円はけんかが最強なヤンキーですが、仲間といる時は、とても心優しく誰とでもコミュニケーションをとれるまさに太陽のような存在です。
この『純愛上等!』という作品はバチバチにけんかします!僕は初めてアクションに挑戦しました。難しくもありますがとても楽しく、また新たな経験ができて、刺激的な毎日を過ごしています。美鶴役の柔太朗くんとは、3度目の共演でまた一緒にお芝居をできてうれしいです!
円と美鶴の不器用でピュアでエモいヤンキーBL。ぜひスクリーンで楽しんでいただけたらうれしいです!
■八重樫風雅氏(監督)
映画『純愛上等!』の監督を務めさせていただく、八重樫です。主演の山中柔太朗さん、高松アロハさんをはじめとしたすてきなキャスト、信頼するスタッフとの挑戦の毎日に心踊っています。
恋愛を中心に、家族や自己愛など、さまざまな側面に流れる多彩な感情の機微を大切に丁寧に表現していきながら、熱くて青いロマンスをお届けします。多くの方に愛される作品に仕上がるように全力で取り組んでまいりますので、どうぞご期待ください!
■川崎僚氏(脚本)
映画『純愛上等!』の脚本を担当させていただきました。最初に七緒先生の原作漫画を読んだとき、円たち幼なじみ5人組のじゃれあう姿がとても愛おしいと思い、そして円と美鶴くんの切なさに心を奪われました。2人の素直になれない恋心、そして兄弟の性がとても魅力的に描かれていて、読んでいて胸がいっぱいになりました。
今回こんなすてきな物語をより多くの皆さまにお届するお手伝いができて、とてもうれしく思っています。私も円たちのファンの1人として、観客の皆さまと一緒に公開される日をとても楽しみに待っています。大きなスクリーンで早く円たちに会いたいです!
■七緒氏(原作)
どんなキャラクターを描いている時も「この世界に生きている人間」だと思いながらいつも漫画を描いているのですが、実際に声を聞いたり動いている姿を見ることはかなわないと思っていました。ですが、今回まさかの映像化というお話をいただき、理想を超える華やかで魅力あふれるキャストの皆さまと、丁寧に真摯に取り組んでくださる温かい制作陣の皆さまのお力で、本当に命を吹き込んでいただいている感覚を覚えました。そんな貴重な経験をさせていただけることをとてもうれしく光栄に思います。
映画も漫画もそれぞれ楽しんでいただけることを、私も精いっぱい原稿に向かいながら願っております。たくさんの方に『純愛上等!』が届きますように。