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69歳・松山千春、心臓手術から復活&舌好調 「君の明日」「大空と大地の中で」「長い夜」

 シンガー・ソングライターの松山千春(69)が18日、埼玉の和光市民文化センター・サンアゼリアから春のコンサートツアー『2025春「君の明日」』をスタートさせた。松山は、狭心症の悪化による冠動脈バイパス手術を受けたことから、昨秋の全国ツアーを中止していた。

【写真】「松山千春シンガーソングライターオーディション」で最優秀賞を受賞した小川哲央

 会場は開演の5分前から千春コールとなり、幕が上がると、松山が「これ以上」と「愛って呼べるほどのもんじゃない」を力一杯熱唱し、ボルテージは一気に最高潮に達した。

 FM NACK5で『ON THE REDIO』(全国17局ネット)を担当しており、今回、復帰の第1弾に選んだのが、埼玉だった。松山は「心配かけましたが無事に戻ってくることができました。6年半ぶりの和光です。ただ、和光の出身でもないのですが、会場に入る時に(ファンから)『お帰りなさい』と言われました」とじょう舌な第一声に会場は割れんばかりの歓声と拍手。「こうして拍手を聞いていると、みんなが期待してくれていたんだと改めて思いましたね」と感慨深げだった。

 昨春のツアーを終えた段階で、狭心症の症状が悪化していることが分かった。デビュー以来、恒例化してきた秋の全国ツアーを初めて中止。ファンに向けて「また歌えるように頑張って手術に臨みます」とポジティブに語っていた。

 トークも絶好調で、2部構成。前半は恋愛の曲を中心に歌い、後半はフォークシンガーとしての松山を前面に出した選曲となり、新曲でツアータイトルにもなっている「君の明日」のほか、「大空と大地の中で」「長い夜」など全17曲を披露した。

 全国ツアー6月25日の北海道・札幌カナモトホール(札幌市民ホール)まで全14公演を予定している。