9人組グループ・Snow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介、向井康二、目黒蓮)が19日、東京・国立競技場で『Snow Man 1st Stadium Live Snow World』初日公演を開催。終演後にはメンバー全員が囲み取材に参加した。
【写真】終演後囲み取材で達成感をにじませたSnow Man
2019年に竣工した同所での有観客ライブは、STARTO ENTERTAINMENT所属アーティストとしては史上初。この日は約7万人が集結し、6月の日産スタジアム公演と併せて全2会場4公演で28.4万人動員を動員予定。なお、所属アーティストによる同会場でのライブは、旧国立競技場を含めるとSMAP、嵐に続く3組目となる。
実は今回のライブでは嵐・松本潤が監修を務めたことが明らかに。ラウールは「嵐さんは何回も国立に立たれていて松本くんが演出されたので『アドバイスをぜひ、お願いしたいんですけど』って…」とメンバーからオファーした経緯が明らかに。「すごく勉強になりました。国立での魅せ方も、ドームクラスも全然違う。非常に勉強になった準備期間でした」と身を引き締めた。
その具体的なアドバイス内容を聞かれ、渡辺は「各会場を熟知してる。僕は『渡辺のアオリのいつものトーンだとドームならいいけど、国立だと聞こえにくいかもしれないから声のトーンを一個下げてみて』と声色まで監修していただいて。いろんな会場を熟知している偉大な先輩です」と尊敬を表した。
またメンバー9人と松本によるグループラインがあるそうで、そこに松本が2階席からステージの見える写真を送ってくれたそう。ラウールは「思い出写真を送ってくれたんだって思って『ありがとうございます』て言ったら『客席からどうみえるか勉強して』って。松本くんもエモい感じかと思ったら…」と痛恨のミス。渡辺は「思い出のノリのラリーをしたら怒られた(笑)」と反省した。
さらに佐久間からは「カメラ割もここでお前は狙われるからって。あれだけあるカメラ割をすべて覚えてる」。阿部も「Snow Manの曲を全曲聴き込んでくれて『こういう曲どう?』『この盛り上げパートはこういう曲どう?』ってたくさんの愛を受け取ることができました」と松本のプロフェッショナルぶりに感心しきり。
一方、深澤は「本番前は『じゃ、頑張って』って」とカッコよく去る真似をし、向井は「あときょうは帽子を2種類持ってきました。ゲネではおしゃれなハットだったんですけど本番はバレるのがこわかったのかキャップになってました(笑)」とイジりモードに。盛り上がるなか、佐久間は「ちょっとまってください、潤くんの話ばっかりじゃないですか!」と我に帰り、渡辺も「みなさんの見出しが“松潤!”になっちゃう…」と焦っていた。
本編ではムービングステージ10台、各種リフター、トロッコ、ドローンをはじめとし、総量220トンの水や、3500発の火薬とファイアーボール、3000発の花火などド派手な演出が次々と登場。ベストアルバム『THE BEST 2020 - 2025』収録曲を中心に2時間45分でアンコール含め全39曲を披露した。