アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞した『Flow』(公開中)が、3月14日に日本で公開されてから36日目となる4月18日に動員10万人を突破。これを記念し、主演声優Miutのレコーディング風景映像が解禁となった。
【動画】『Flow』主役猫のレコーディング風景映像
ラトビア出身のクリエイター、ギンツ・ジルバロディス監督の長編2作目となる本作は、黒猫が洪水に巻き込まれ、流れて来たボートに乗り合わせた動物たちと旅をする物語。登場する動物たちは擬人化されておらず、せりふ(人間のことば)が一切でてこない。
猫は猫として描かれ、猫の声は入っている。主役の「猫」の声を担当したのは、本作のサウンドデザイナーであるグルワル・コック・ガラスの愛猫、Miut。解禁となった映像では、喉を鳴らしながら不思議そうにレコーディング機材を見つめ、話しかけるように鳴き声を発し、時には爪を研ぐ場面も。足元をうろつき、飼い主の目的を知ってか知らずか、そっけなく短く鳴く姿が微笑ましい。Miutのボイスアクトが本編のどこで使われているのか、想像するのも一興だ。
上映は続いており、今月26日からは「キャラクターシール」の配布が決定。猫、犬、カピバラ、キツネザル、そしてヘビクイワシの乗組員勢ぞろいの貴重なシールとなっている。配布劇場に関しては、追って公式Xでアナウンス予定。