ファミリーマートから、昨年一部地域で発売しSNSで注目を集めた“幻のチョコバナナ”が、4月24日より宮崎県・鹿児島県・沖縄県を除く全国の店舗で発売される。テスト販売時には即完売となった、その商品とは？
【画像】これはおいしそう！『冷凍チョコバナナ』の中身
“幻のチョコバナナ”とは、2024年に一部地域でテスト販売され即完売となった『冷凍チョコバナナ』のこと。同商品は、株式会社ドールと連携したSDGsプロジェクト「もったいないバナナ」の一環として開発された。商品に使用されているのは、味や品質には問題がないにもかかわらず、見た目や形の理由で通常は廃棄されてしまう「高地栽培バナナ」の規格外品。ファミリーマートはこの取り組みを通じて、年間約54トン（皮つき換算）のバナナ廃棄削減を見込んでいる。
価格は276円（税込298円）で、バナナのコクのある甘さに加え、冷たいままでもくちどけが良いミルクチョコレートとの相性が特長。棒付きで手軽に食べやすい形状も人気の理由だ。
商品に使用される「高地栽培バナナ」は、標高500メートル以上の高地で栽培されており、昼夜の寒暖差によってでんぷん質をたっぷりと蓄え、もちもちした食感と甘みが際立つ。このこだわりバナナは「ファミマル」ブランドで、1本入り、パック入りなどでも販売されているほか、さらに標高800メートル以上で育てた「PremiumHighlandバナナ」も一部除く全国で発売される。