あす25日から日本で公開される映画『マインクラフト/ザ・ムービー』より本編映像が解禁となった。ジャック・ブラックの吹替を初めて担当した山寺宏一が、「よよよ溶岩~♪ ちちちチキン~♪」と熱唱。ゲーム「マインクラフト」ファンにはおなじみの「溶岩チキン」のシーンだ。
【動画】山寺宏一が歌う「溶岩チキン」CMソングが聴ける
2009年に誕生し、2011年に正式発売されて以来、世界中で絶大なる人気を誇る、ゲーム「マインクラフト」(通称:マイクラ)。ワールドと呼ばれる3Dブロックで構成されたバーチャル空間の中で、3Dブロックを集めながら自分の好きなように動き、自分の好きなようにものづくりや冒険が楽しめるゲームだ。そんなゲームの世界に転送されてしまった人間たちの冒険を、映画では描いている。
謎のキューブの力で、すべてが四角形でできた異世界に転送されてしまった非リア充なギャレット(ジェイソン・モモア)、ナタリー(エマ・マイヤーズ)&ヘンリー(セバスチャン・ハンセン)姉弟、ドーン(ダニエル・ブルックス)。彼らは先住転送民のスティーブ(ジャック・ブラック)のアドバイスとレクチャーを受けながら、創造力(クリエイティブ)を駆使して“マイクラワールド”をサバイブしていく。
解禁となったのは、“マイクラワールド”でのワンシーン。スティーブの案内で村に到着した一行は、彼おすすめの「溶岩チキン」の店を訪れる。「溶岩とニワトリを混ぜたらどうなるか、考えたことある!?どうなるか見せてやろう」とスティーブが装置のスイッチを入れると、レッドストーン回路にパワーが走り、装置に入れられたニワトリの上に溶岩がなだれ込む。
「よよよ溶岩~♪ ちちちチキン~♪」とノリノリで歌い始めるスティーブを、いぶかしげそうに見守る仲間たち。歌い終わると同時に装置から飛び出してくる、熱々でジューシーな四角い「溶岩チキン」に、思わずお腹が鳴ってしまうこと請け合いのシーンとなっている。
ゲームではニワトリなどの動物を焼いて食料にすることができ、さまざまな素材やアイテムを応用することで、自動で焼き鳥を作る装置を生みだすことも可能だ。
映画では、そんなニワトリの上に溶岩を流し込んだ画期的な(!?)調理法、「溶岩チキン」をリアルかつポップに再現。スティーブ役ジャック・ブラックの抜群のキレと表情筋、そして吹替キャスト・山寺宏一の本領発揮となる圧倒的歌唱力が加わり、一度聴いたらヤミツキになるかも。
劇中には、「溶岩チキン」をはじめ数々の歌唱シーンが登場するが、山寺は「とにかくジャック・ブラックの演技もスティーブのキャラも最高なので、考えすぎず楽しみながら演じました。子どもたちを含め、吹き替えで観ても楽しんでもらえるよう、なるべく本人の歌唱に寄せたつもりです」と語っている。