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2022年11月

第310回 番組審議会

FM NACK5の第310回番組審議会が、11月9日にさいたま市浦和区内で行われ、片岡直子委員長(詩人)、中島祥雄委員(大宮西武ビル代表取締役社長)、PANTA委員(ミュージシャン)、兼高聖雄委員(日本大学芸術学部教授)、安福順二委員(フリージャーナリスト)、石井義行委員(団体職員)、堀口忠芳委員(埼玉県県民生活部青少年課・企画・非行防止担当・主幹)が参加して行われました。FM NACK5から、片岡尚代表取締役社長、森口達治編成部長、山村太郎制作部長、廣瀬紀子編成部担当部長、横地裕道編成部課長5名が参加しました。今回は、2021年10月16日(日曜日)の8時から12時まで放送しました「SundayAudioShow~アナと日曜のパーマ」を委員の皆様に試聴していただいた後、ご意見を頂戴しました。


今回の「SundayAudioShow~アナと日曜のパーマ」は、番組進行の小林アナ、パートナーとしてパーマ大佐を据えアナウンサーの正確かつ聴きやすい情報番組でありながら、お笑い芸人のエッセンスも加え誰もが気になる“情報”と小粋なトークをお届けする情報バラエティー番組となっております。


委員の皆様からいただいたご意見は次のとおりです。


◎爽やかさからほど遠く、暑苦しい番組だと思いました。番組最初から最後までリスナーを無視してしまっている事が一番聴いていて辛かったです。パーソナリティーのどちらかがリスナーに寄り添うなどして、リスナーを巻き込んだ番組になってくれたら、爽やかで面白く番組も進行出来るのではないかと思います。


◎聴いていて小林アナの口調は時にタメ口で、パーマ大佐は軽いタッチで乱暴な口調に感じたのですが、逆に朝起きてラジオを聴くのにはあっている気もしました。コーナー番組のスタンダード3(スリー)は正直、3択で選ぶ意味が解らないのと、どちらが勝つかの意味も解らなかったです。CMソングもパーマ大佐が面白く作っていますが、才能はあるけど聴いていて物足りないので別な形で才能を出せたらいいと思います。


◎ この番組は基本的に“小林アナ”次第でいい番組になっていくイメージに感じます。パーソナリティー2人のかけあいは、元アナウンサーやお互いお笑いでもあるのでポンポン番組が進んでいましたが、少し言葉が荒く感じました。今回は無かった“妄想!B級ニュース記者会見”コーナーは、オチも無く今一つ盛り上がってないので内容は考慮して欲しいのと、CMソングコーナーもパーマ大佐の生かし方を考えると、今回のやり方では無理があり成り立たない気がするので、もっとしっかりとしたCMソングを作る構成にしたらいいと思います。


◎ 午前中に何かをしながら聴くにはちょうどいいと思います。CMソングのコーナーは単純に笑いながら聴けましたが少ししつこい感じがします。車の中で聴くぶんにはこれでもいいのかなと思います。ただ2人の掛け合いの中で作った歌と、あらかじめ作ってきた歌が流れ的に関係無く聴こえたので、その2つの歌が関係する流れの構成だったらもっと聴きやすかったと思います。


◎小林アナを日曜日の午前中に持って来た事はチャレンジだと思います。押さえ気味に意識しているからだと思いますが、小林アナの番組として期待して聴く側としては物足りないです。どうせならもっとうるさくしてしまってもいい感じもします。番組内で話していた焼肉の話もあまりうまく盛り上がっていなかったのと、CMソングのコーナーも何をしたいのかと言う感じだったので、新しいチャレンジとして内容をもう少し検討して欲しいと思います。


◎2人のコンビもオーソドックスな感じでテンポもゆったりとし、笑いながらボーっとしていられる感じが究極の暇つぶしとしてはいいと思います。焼肉の話題は当たり前なトークで、何か役立つ話があればいいのですが聴いていても何の得も無い感じだったので、リスナーがスタンダードは何なのか?悩む展開の方がいいと思います。タイトルにあるオーディオの部分は“CMソング”でカバーしてますが、ショーにはなっていないので、ショーの要素がどこかに入って欲しいと思います。


◎パーソナリティー2人それぞれは面白いのですが、この組み合わせで何も起こらない事がもったいない気がします。その日によって変わるとは思いますが、小林アナさんがパーマ大佐をイジり過ぎな感じもしました。CMソングのコーナはももっとパーマ大佐の才能を生かして欲しいです。2人で作ったCMソングをもっと聴いてみたいと思うのですが、今は2人が一緒になった意味が見いだせずもったいないので、小林アナがクリエイティブな質問をしたりしてそれを生かした作品が聴けたりしたら、このコーナーの価値もあるのではないかと思います。

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